2021年度中学入試の国語の出典作品をまとめてみました。
今年もたくさんの本から出題されました。
ブックガイドとしてご利用ください。
随時更新予定です。
男子校
出題校名 | 作品名 |
開成中学校 | 『糸』(最上 一平) 『非属の才能』(山田 玲司) |
麻布中学校 | 『サキの忘れ物』(津村 記久子) |
武蔵中学校 | 『五感の哲学』(加藤 博子) |
駒場東邦中学校 | 『あした、また学校で』(工藤 純子) |
筑波大学附属駒場中学校 | 『ひとりで、考える 哲学する習慣を』(小島 俊明) 『ときどきの少年』(五味 太郎) |
灘中学校 | 『モノ申す人類学』(長谷川 眞理子) 『脳はすこぶる快楽主義』(池谷 裕二) 『空が香る』(三宮 麻由子) |
ラ・サール中学校 | 『はずれ者が進化をつくる』(稲垣 栄洋) 『朔と新』(いとう みく) |
聖光学院中学校 | 『月まで三キロ』(伊与原 新) 『面白いとは何か? 面白く生きるには?』(森 博嗣) |
栄光学園中学校 | 『食べるとはどういうことか』(藤原 辰史) 『朔と新』(いとう みく) |
海城中学校 | 『水を縫う』(寺地 はるな) 『糸弱さのちから』(若松 英輔) |
早稲田中学校 | 『夕ごはんたべた?』(田辺 聖子) 『コロナ後の世界を生きる』(村上 陽一郎) |
浅野中学校 | 『左手のルロイ』(香月夕花) 『子どもの難問』(野矢 茂樹) 『煙の謎』(道尾 秀介) |
いとうみくさんの『朔と新』と寺地はるなさんの『水を縫う』は2021年度の中学入試で大人気。
多くの学校で出題されました。
ぜひ読んでおきたいですね。
女子校
出題校名 | 作品名 |
桜蔭中学校 | 『はずれ者が進化をつくる』(稲垣 栄洋) 『あしたのことば』(森 絵都) |
女子学院中学校 | 『好きになった人』(梯 久美子) 『昆虫にとってコンビニとは何か?』(高橋 敬一) |
雙葉中学校 | 『偶然の祝福 』(小川 洋子) 『教科書の詩をよみかえす』(川崎 洋) |
豊島岡女子学園中学校 | 『先生はえらい』(内田 樹) 『好きって、きつい。』(ひこ・田中) |
フェリス女学院中学校 | 『大蒜』(梶井 基次郎) 『「わかる」とはどういうことか』(山鳥 重) |
浦和明の星女子中学校 | 『はみだしの人類学』(松村 圭一郎) 『朔と新』(いとう みく) |
説明文と物語文の頻出作家、稲垣栄洋さんの『はずれ者が進化をつくる』と森絵都さんの『あしたのことば』に注目。
やはり頻出作家の作品は読んでおくといいことがありそうですね。
1月校で人気だった、いとうみくさんの『朔と新』は2月校でも出題されました。
1月校の出典も要チェックです。
共学校
共学校の中でも渋幕は毎年、小学生にはなじみが薄い作品が出題されます。
文学作品に触れる機会もできるだけ作りたいですね。
まとめ
中学入試の国語の出典作品は、各学校の先生のおすすめ本。
できるだけたくさん読みたいですね。
2020年度中学入試の出典も押さえておきたいです。
今後も随時更新予定です。