各塾の2023年度灘中入試の合格実績が発表されています。
まずは入試結果を確認しましょう。
年度 | 出願者 | 受験者 | 合格者 | 実質倍率 |
2023年度 | 745名 | 730名 | 281名 | 2.6倍 |
2月22日現在の合格実績ランキングです。
随時更新予定です。
順位 | 塾名 | 合格者数 |
1位 | 浜学園 | 92名(-3) |
2位 | 希学園 関西 | 64名(+16) |
3i位 | 馬渕教室 | 60名(-10) |
4位 | 日能研 | 52名(+9) |
5位 | 早稲田アカデミー | 50名(+2) |
6位 | 四谷大塚 | 44名 |
7位 | SAPIX | 30名(-4) |
8位 | 能開センター | 10名(-1) |
9位 | 進学館 | 9名(+1) |
10位 | 英進館 | 8名(-1) |
11位 | Z会エクタス | 5名(±0) |
12位 | 希学園 首都圏 | 4名(-1) |
13位 | エルカミノ グノーブル | 3名(+1) 3名(+1) |
1位は浜学園です。
5年連続90名突破!
19年連続で日本一!
「灘中受験なら浜学園」という確固たる地位を築いています。
2位は希学園(関西)です。
昨年2位の馬渕教室を抜きました。
算数1日目、算数総合で最高得点合格!
3位は馬渕教室です。
算数1日目、算数2日目、算数合計の最高得点合格!
更に昨年に続き全科目で予想問題が的中。
HPには算数の最高得点者の名前と顔写真が掲載されています。
個人情報の取り扱いが厳しい中、思い切った戦略ですね。
ただ2021年71名、2022年70名、2023年60名と合格者数は減少傾向。
首都圏の塾では早稲田アカデミーが5位にランクイン。
総合最高得点417点を獲得して主席で合格したのは早稲田アカデミー生です。
灘中学入試において早稲アカは勢いがありますね。
ただし早稲田アカデミーの合格者50名は「早稲田アカデミーグループ」の数字。
SPICA生の32名も含んでいます。
SPICAの合格実績を除くと、早稲田アカデミーの合格者は、実質18名。
この辺の数字は実態が分からないので、取り扱いが難しいですね。
各塾の合格者数には「掛け持ち」が多く含まれています。
ひとつの塾だけでは合格するのが難しくなっているとも言えます。
受験生としては、合格実績を参考に、うまく他塾も活用して志望校に合格したいですね。