関西の大手塾に馬渕教室があります。
『下剋上算数』の監修でも有名。
馬渕教室が提唱している学習システムが「反転授業」です。
反転授業とは、どんな学習法なのでしょうか?
従来の授業スタイルは「教室で授業→自宅で復習・定着」です。
反転授業は「自宅で予習映像による事前学習→教室で授業・定着」と順序を反転させた学習システム。
通常の塾は導入・基本問題も授業で扱う必要があり、応用問題に多くの時間を割くことができませんでした。
馬渕教室の反転授業なら導入を事前学習しているので、基本から応用までしっかり学べます。
中学入試で問われるのは、応用問題。
基本が重要とはいえ、普段の学習から応用問題に多くの時間を割く必要があります。
ただ家庭学習でも導入・基本に多くの時間を使いすぎ、応用問題まで手がまわりません。
残念ながら関東から馬渕教室の授業を受けることはできません。
ただ「反転授業」の考え方を取り入れることは可能だと思います。
理想は馬渕教室の校舎が関東にもできること。
各塾でオンライン化が進むと、関東と関西の塾という枠組みがなくなるかもしれませんね。